ガットの張り替えのタイミング
東京都江戸川区を中心にテニスレッスンを行っているテニスアドバイザーKENです!
今日はガットの張り替えのタイミングについて少しお話し出来たらと思います。
暖かくもなって来て季節の変わり目にはガット張り替える方も多いかと思います。
ガットを張り替えるタイミングは正直人それぞれなので使っている方が問題無いので有ればそれはそれで良いのかな?とも思いますが一応の目安というものが有りますのでそれをお話ししようと思います。
目次
ガット張り替えないとどうなる?
まずですがガットは切れない限りボールを打つことは出来ます。とりあえずボールが打てれば良いよ言う方は張り替えなくても良いと思います笑
しかし、ガットにも賞味期限のように1番力を発揮出来る期間があり張り替えないと色々と弊害が出てきてしまいます。
ガットと言うのはボールを打つたびに伸縮を繰り返しているのですが、打つたびに劣化(正確には打たなくても)をしていくので徐々に伸縮しなくなりボールが飛びづらくなっていきます。
ただ、ガットにもよりますが劣化は徐々に進行していくのでなかなか気づきづらいとおもいます。
劣化して伸縮しづらくなったガットでテニスを続けると、張りたてのガットよりボールが飛びづらいので知らず知らず知らずのうちにいつもより力を入れて打つことになります。
力を入れて打っていると適切に力を抜いてのスイングが難しくなりますし、疲れやすくもなりますし、最悪の場合は怪我の元にもなります。
ガットの張り替えの目安は?
ガットの張り替えのタイミングですが、良くガットメーカーが言う目安としてはナイロンは3ヶ月、ポリエステルは1ヶ月などと言われます。
過去に雑誌か何かで見たのですが、一応これには理由があるらしく、うる覚えになりますが、ナイロンガット場合、耐用時間(ガットが気持ち良く打てる期間)20〜30時間程度の想定だそうです。
一週間に1回2時間のテニスをするとして、それを3ヶ月続けると2×12=24で5週の月もあるので大体30時間になるので3ヶ月の想定だそうです。
当然もっとテニスをする方は短いスパンで張り替えた方が良くなりますし、ポリエステル系のガットを使っている方は1ヶ月を時間に直すと10時間程度で張り替えということになります。
ただ、あくまでも目安ですので耐用時間を過ぎたから直ぐに張り替えないといけないという訳では無いと思ってます。逆に耐用時間内で有っても自分で張り替えたいと思うので有れば張り替えてしまった方が良いと思います。
実際いつガットを張り替えべき?
耐用時間はあくまで目安ならいつ張り替えたら良いの?となるかと思いますが、打っていて違和感が出たら張り替えるべきです!
個人により感じ方は違うと思うのですが、以前よりボールが飛びづらくなったりスピンがかかりづらくなったり、テニス後に腕が痛くなってりするので有れば張り替えを検討してください。
後はナイロンガットで有れば網目がよれてぐちゃぐちゃになってたり、ポリエステルガットならガットをずらした時に深く窪みが出来ていたりしたら、寿命が来てるので張り替えたいですね。
初心者や良く分からないという方はとりあえず耐用時間を目安に張り替えおけば怪我などの心配もなく快適にテニスライフを過ごせると思います!
まとめ
最後にまとめになりますが、ガットはガムに例えられることが有ります。
ガットは切れない限り使い続けることが出来、ガムも噛み続けようと思えば噛み続けることが出来ると思います。
しかし、ガムは噛み続けていると味が無くなって美味しく無くなってしまいますね💦
ガットもガムと同じで美味しい期間が有り、それを過ぎたものを使い続けるのは味のしなくなったガムを噛み続けているのと同じようなもの。という例えですね。
ガムと違いガットは味がしないので分かりづらいですが、美味しい期間というものが存在するので、その期間が過ぎたものは張り替えていただきたいと思います。
張りたてのガットだと無駄な力も入りづらく、上達も早くなるのでテニスを続けるランニングコストだと思っていただいて定期的に張り替えるのをお勧めいたします。
何かガットやラケットなど分からないことなど有ればレッスン生の方はレッスン中や後に、レッスンを検討中の方はお問い合わせから聞いていただければお答えいたします!
ここまで読んでいただきありがとうございました。